足りない煙 Category:現代詩 Date:2013年10月12日 二人の欠けた円卓のうえで カタカイの雄鶏 について私たちは語りあいました 三年が経つといつしかもう眼が悪く なったそうで 她(ta ̄)は一年目で仕事を辞めたそうです 錆びた机をまわすと 存在のあるものが存在から消えていきます 存在は存在のないところに 満ちています 雪は今年も。よく降った私は存在の かまくらのなかで…… 雄鶏でイカを 焼きました PR