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半透明なサラダ

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初音ミクの証言 歌詞

[やし]
要件一 同じ言葉吐き出し
ライムを始めようか だがしかし
人と一緒と思ったら間違い
初音ミクが登場 ここで確かに
似たような曲ばっか飽きたし
最近歌うのマジだりぃ
愛足りん だからかまし出し
アングラな仲間達と交わり
まるでこの場はさんピンCAMP
調声の分だけハンディキャップ?
舐めてんの? 実力振りかざす
ボカラップ?NO MIKUHOPぶちかます
例の挑戦 払い除ける門前
他の追随を許さない当然
NO.1目指すユメへの条件
一番手 やし家のミクの証言
 
[iNat]
草原の上に立ち吹きっさらしのマーチ
証言Ⅱ冒険に勇敢にfly again Hello again !
待たせたなmother f=cker
隣のヘッドフォンから流れだした
「Flo rida? 聴き飽きた!」そりゃそうだ
もう仕舞いだ!って言ってんのはお前だよ?
今鏡を見てみな?
すっげえ面白い顔してんぞ!
嗚呼、「ハンバーグ」ばっか食って
耳とクチばっかデカくなって
かつて見聴きしてたあの日
羽が生えたような感覚思い出す
ナニに満足で納得してんのか知らねえ
が、お前のCDラックスカスカじゃねえか
脳味噌に直接プラグイン!
「iNat」印の折紙付
you know what i'm saying?
いや分かんなくていい!
言いたいことは一つ 耳で呼吸をしよう
 
[Torero]
証言3 過去はForgetだ
つまり尖ってはみ出せGet up
まるでロゼッタストーンのような
重大な可能性 秘めるマスターピース
巡りだす脳内を再生
いわば眠れる森なマイセンス
はちゃめちゃな言葉を手繰り
勘が頼り バットノットパンピー
ファンキーならなんでも良いが
より輝いてくMIKHOP 我流で行く濁流 
我らジャンルのジャングルではしゃぐ恐竜
バカバカしいすら楽しめるほどに
若々しいから華々しい
イェーと言え とは言わねえが
画面の前で踊ってくれ
 
[mayrock]
証言4-3-9、首切る病んでるヘイヘイホー
yes, yes, y'all. I'm even still version 2,
miku hopで「してやんよ。」
永遠を望んだ歌う機械 反乱 誰に? 誰に? 誰に?
理由は誰も覚えてなくって やめればみんな忘れちゃうでしょ?
最初から嘘 最後まで嘘 愛の枯れるも海を漂うよ
人類のエピローグ1ページ目のsection 4に書き綴る
"I said a miku-hop, a miku, a mix,
kick it miku-miku hop and you don' t stop, a rock it
To the bang bang boogie, say, up jump the boogie,
To the rhythm of the boogie, the beat."   
 
[でんの子P]
めくるめくミクにミク
また別の自我が同化。
5枚目はJoker。
ツインテール記号化。
私(ミク)とは何者か?
造花? 虚像か?
教えて下さい、どうか。
この声を失っても愛してくれますか?
この姿変わり果てても抱きしめてくれますか?
そしてまた別の口をジャックし、
ハックし、吐く詞を託し。
白紙の「私」が彷徨うBlack Sea。
次々と体を拝借し、塞がらない開いた口。
自我の意味揺るがすこの問題作に、
刻み込むMIKUHOP開拓史。
 
[松傘]
もー宴もたけなわ
一筋縄でイカされる罠
YEAH YEAH, I'm a
6番目の初音ミクだ
fuck you, pay me.
残飯は捨てろ 震わすベロ
有能 my steelo
災難だ~ とおせんぼ
on&on 怨念の 証言6
冷笑家には放火
逃げ惑う頭上に包丁が急降下
yeah help meより早く はねる首
無数のシリアルナンバーのお人形
からオンギャア!と鬼子
このverseもとうとう思い出
惜しみない拍手と悲鳴を
 
[sagishi]
沍えた簓が細石た波の
哀れな言葉の泡沫唄う
麗らか忘却、涅槃の向こう
「存在意義?」涙は粧う
金科玉条、彰顕取りて
message建白、傲然と言え
練るはClassic 起きるも暮らし
灯台はいつも下暗し
デモクラシー、起こす革命
MIKUHOP刺さらば孤高な声
音の流れ、事勿れ
ビートに揺られ心任せる
Myself 酔わせる お耳で判断
Numbers On The Borders,
選び抜かれた詩をCoreする
継ぎの証言を未来にオーダーする
 
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沈黙の卵子たち


 曲:W-SOML 詞:misty 絵:くすきな
 
 捕えた亀に悩みごとをいつもの夜に話す。
「空のかわの 幽明の葬列
 こらえた果ての桜 光のあなたのコップ
 朗読のざくろ 追いつきたい? 瀟洒に
 
 切り込めど 切り込めど 安寧に揺られて
 油断すれば 馬鹿しらず
 奇妙な 神妙な 倦怠感すら またもとめないで
 
 甘えたことだけ失くし 離れる上手さ
 僕には何も出来ない
 喉へと手を入れて 巣穴のように みだりな爪
 外に出たい殻たち 卵を食べて
 
 重ねた子らに ほどき 群れを与え緞帳のよう
 言葉だけに呪詛を置き 遠雷
 忘れた頃に かすか大事なもの探し歩く
 足が根元に 擦り減っても 友達
 
 掘り返し 掘り返し 大好きは還れず
 口づけだけ 傷ついて
 紅いて 紅いてく 思い出の君を ただ許さないで
 
 栄螺を噛まずに呑んで あなたと違う
 理想を振り払えない
 喉奥 手を入れて 卵のように 吐き出す汗
 宇宙を見たい窓辺に 芽は出る
 
 身体は歌 頭は墓 この手から溢れて…
 
 生きてる 生きてる
 生きてる 生きてる本音 気のせいになる
 僕しかこれは言えない
 喉から手を抜いて ソラマメたち 陽気な声
 こたえのないもどかしい 性を連れて」
 
 
   ○
 
 
 W-SOMLさんとの共作・第三弾です!
「思いっ切りmistyさんの好きなように歌詞を書いてください」と言われたので、思いっ切りやりました。まだまだな部分もありますが、それなりのものが書けて良かったです!
 

浮かんだ青と赤


 曲:W-SOML 詞:misty
 
 さぁ、青と赤 なぞって
 指合わせ 天気予報さ
 天使? 悪魔? いたずら
 不幸せ そんなのやだ
 
 嫌い続けた結果に 傘を差してひとりきり
 季節すら置き忘れて 絵本の中だけが 色づく
 
 青と赤 選んで
 不思議だね なんて呼ぼうか
 
 左⇔右とか結果に なすりつけてりゃ良いんでしょ
 逃げるなら傷だけでも 選んで称えてた お互いに
 
 la la la...
 
 ああ 君の馬鹿 愛した
 いなくなって 元気なの?
 ああ 君と今 二人で
 声のない 「おはよう」
 
 
   ○
 
 
 W-SOMLさんとの共作・第二弾です! 歌詞の書き方の方法は前作と似ていますが、より自由に遊んでみました! とてもゆるふわ系な曲になりました…!
 

I SING


 作曲:W-SOML 作詞:misty
 
 答えのなかで 流されてる ただ佇むだけの私、私
 この暗闇は 自分だけの特別だからと言いたい それはだめ?
 
 当たり前のこと 言わせてよ 最初の歌うたうんだ
 見たくないものも見てきたよ さあ この歌で変えるんだ
 
 形ない夢 影の未来(さき)に惑わされてるから痛い、痛い
 知らんぷりは敵 指先の動きだけを信じてみたい みたいから
 
 回りくどい言葉 いわないよ 最初の声で叫ぶんだ
 私 ひとりぼっち でもいいよ さあ この声で遊ぶんだ
 
 期待と不安は 傷ついた証明だ
 
 当たり前のこと 言わせてよ 最初の歌うたうんだ
 見たくないものも見てきたよ さあ この歌で変えるんだ
 
 
  ○
 
 
 またまた作詞を依頼されたので書きました! W-SOMLさんの曲です!
 
 とても素敵な曲になっているので、よろしくお願いします…!
 

白粉花


 作曲:与命 作詞:misty
 
 これ誰の化粧かしら 少なくとも私のじゃないのは確か
 化粧は苦手でしないし どこか嫌な横目を引きつつ
 他の誰かになれたらと そうしたら化粧も様になるかな
 誰かの真似なんて嫌だけれど それしか選べない私がいる
 
 ああ、もうどこにも行けないの
 働いてばかり嫌味ばかりこんな陽の目は
 知りたくなかったし それならここも
 暗くて ちょうどいいやと 諦めた
 
 これ誰の手首かしら 少なくとも私は切ったりしないし
 痛みは怖くて みんなみたいに 閉じた真似できないの
 他の誰かになったふりは 今日もどこかでやってるらしい
 私は知らないとしらを切るけど それすら選べない私がいる
 
 ああ、どこにも行きたくないの
 他人の王子様は知ったかぶりだし
 気づきたくなかったけど 私の彼は
 どこにもさ いないのだと 諦めた
 
 道を知らぬ夕陽たちを 諦めた 諦めた