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半透明なサラダ

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Take it now


 まぁまぁ 力抜きな
 やるせない声 胃から吐き出す
 今は行きな 前向き Take it now
 愚痴も遠慮も 口から吐き出す

 最初はどんなことだって俺がリード
 握ってる 付いちまってる明らかなシード
 俺のが大人 俺のが博学
 だけど気づけば 俺が落馬 
 いつしか俺とあいつは形勢逆転
 今更、追いかける気も全然なくて
 0.何秒がすぐに過ぎて 
 年を取るたび やる気なくしてく
 平凡 それが結局
 俺に付き纏う お似合いの愛称
 退場したらば もう戻れない
 って、知っていたのに 何でかな
 絡みつく自分は そう解けない
 どんな才能も どんな最高も
 日常に埋もれりゃ霞がかって
 明日に向かってる奴らが眩しいと
 感じる遠さで 埃かぶってる
 この距離感だけずっと保ってる…

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非望の砂

 
 干乾びた噴水が
 薔薇の葉に浮いた水を求めて
 巻いた情念の砂漠を徘徊する
 灰色の石
 の前では
 弔われた仙人掌すら
 花をつけず砂に落ちる
 いったい誰が
 悲風の劈く欲望の精神に
 薔薇と噴水を象嵌したのか
 姿形の違う両者を
 この古代の地に招いたのか
 ただ薔薇に霞む心だけが
 砂の仮象の裡で
 無限の呻きを広げるばかりだ
 

静かな忘却

 
 水の音がする手のひら
 を差し出して 青い道の上で眠ると
 救命ボートから「おーい、おーい」
 
 ああ、助かった
 何となく
 私の手のひらが棺に見えていたんだ
 
「おーい、おーい
「君も一人か
「もし宜しければ一緒に行かないか?
 よろこんで
 
 きっとこの広い暗い霧色の海の上で
 手のひらを差し出すことももうなくて
 陽炎に包まれて 私は眠るのだ

詩の地平


 すべての都市に原爆を落としたい
 それがわたしの詩的動機だ
 
 愛と憎しみが共存するナイフで
 この世の表層を抉って
 刃にのった土くれを 眺め、愛玩し、
 舌先にのせながら 口に含む
 刃ごと食べてしまう 断崖だけ残して
 呑み込まない 咀嚼する
 口内は焼夷弾の痕
 永劫に映し出される舌
 一瞬の時雨時に
 オーボエを大音量で弾きながら
 詩の地平を行くのだ


水流間

 
 水流間はヴィーナスの居る所
 女神の乳房の流れに
 魚も僕も笑った
 シャルル・ド・ゴール広場の噴水に
 円盤の太陽と水霊をうたう幼子が
 聖堂に駆けていく
 静かに鶴が舞い降りた
 

飯よそい


 どうも。小説の方ではお久しぶりですね。

 飯をよそいました。新作の『閉じた海』です。

 色々と、年度が始まった時とは状況が変わってきています。

 どうか、生暖かい目でツバでも吐きつけながら見ていただけたらと思います。


生命の雨

 濃尾平野は幾億の雨
 私たちはこの雨を飲んで産まれた
 今日もまた故郷を離れる私たちがいる 

 寂しい 悲しい

 気がつけばみんないなくなって
 気がつけば私が悲しみの中心にいた
 でも寂しくなったらまたおいでよ
 
 同じ雨の下に

遥かに望む景色へ

 ここからの眺めは良いものだ
 やめな やめな
 そのネガティブをやめな
 
 街は息づいている パレードも活気づいている
 さあ キミだけが取り残されないように
 ボクとキミが手を繋いでいられるように
 
 あのスカイツリーよりも もっと高く
 もっと もっと もっと…!
 
 ただの意気込みに終わらないように
 深く 深く 結んで
 
 歌う 歌う
 
 誰にも届かなくていい
 ただ 取り残されないように 取り残されないように
 ここに 言葉の金字塔を建てる

 誰にも否定されないように 否、
 誰に否定されても 立っていられるように
 自分という存在を 刻みつける
 
 ここに


回転感情

「無理だ、マジで」って彼は言った
 投げやり だけど訳ありみたいな関係
 さながらドラマチック
 二人 サヨナラの時は泣けばいい?
「あれがいい」や「これがいい」や
 色んなお願い聴いてくれたね
 言い忘れたね ありがとう
 だけど明日も今日ならどれほど
 幸せだろうかなんて考えこんで
 大事なことは愛し合うこと 毎時間そう
 打ち込むメール 言葉少なに
 落ち込むケース 増えるばっかり
「やっぱり私じゃ役不足」と言い聞かしてる
 会いに行きたいが 愛に生きれない
 温めるなんて もう出来ない
 
 満たされるなんて 無理だマジで
 答えが見つかれば 悔いはないね
 満たされるなんて 無理だマジで
 答えが見つかれば 悔いはないね
 
 まるで作用反作用 俺も頑張ろう
 想える関係 切磋琢磨
 背ぇ高くなる 年と共に
 羽ばたけるはずだ 鳥のように
 なのに冷めてく気持ち 止められず
 口論の末に 俺は寝る 増える
 あたためますか? あなたへまずは
 伝えたいのさ 身体でわずか
 火照る残響 涙は内緒
 ともすりゃホテルで微かまどろむ
 大事すぎて 大事に出来ない
 ここまで来たのに 矛と盾
 ぶつかり合って 傷つけ合って
 愛の後ろで哀が育ってる
 そのほかの気持ちなぜか黙ってる
 
 満たされるなんて 無理だマジで
 答えが見つかれば 悔いはないね
 満たされるなんて 無理だマジで
 答えが見つかれば 悔いはないね